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国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院
 事務部 分院事務長 板橋 仁 様
事務部 渡邊 誠 様

虎の門病院分院では照明に関して、電気料金の削減、管球交換などメンテナンス作業の手間・経費削減、明るさ向上による院内環境向上などの課題を抱えていた。同院はこうした課題解決のため、2021年8月、アルファエネシアの「病院向けLEDレンタルサービス」の導入を決定。 同サービスには大幅な電気料金削減、初期費用0円、レンタル期間中の保守費用無料などの特徴があり、全国の様々な規模の病院で3万床以上の導入実績がある。


 

■照明に関する課題解決のため
LEDレンタルサービスを導入


 

虎の門病院分院は2021年4月より本格的にLED導入の検討を開始した。アルファエネシアの担当者によって院内の照明器具の数や明るさ、色調などが調査され、電気料金削減額を含めた詳細なシミュレーションが提出された

また、病棟にアルファエネシアの製品を実際に設置し、明るさや色調などのデモンストレーションも行われた。サービス選定の経緯について、虎の門病院 事務部 分院事務長の板橋 仁様は次のように振り返る。

「候補となる会社をアルファエネシアさんともう一社に絞りました。デモで実際の光を見たとき、アルファエネシアさんの製品はもう一社の製品と比べてまぶしさが格段に少なく、それでいて十分に明るい。品質の高さは一目瞭然でした」。

 



■製品の品質、導入実績など
「安心感」が選定の決め手


 

最終選定は、より優れた提案を行った会社に決める「企画競争入札(プロポーザル方式)」で行われた。同年8月に院長、副院長、総看護師長、病棟担当師長、板橋氏の5名に対して、二社が提案を行った。その結果、圧倒的な差でアルファエネシアが選ばれた。

決め手は何だったのだろうか?

「電気料金の削減額がより大きく、削減額で月々のレンタル料金を十分にまかなうことができます。また、病院向けの設計で高品質なため、安心して利用することができます。全国の病院で多数の導入実績があることも大きなポイントになりました」(板橋様)。

アルファエネシア独自開発のLED照明機器「MiMAMO(ミマモ)」は目の疲れや頭痛など体調不良の原因になり得るチラつき(フリッカー)を抑え、日本の安全基準や米国電気電子学会(IEEE)の「生物学的影響を防止するレベル」推奨値をクリア。他社製品と比べて圧倒的に優れたフリッカー率3.33%以下を達成している。また、医療機器など精密機器へ影響を与える電磁波を抑え、国際規格に適合※するとともに、独自設計によってまぶしさを低減している。  

同院には6000点以上の照明器具があり、その全てを交換しようとすると、数千万円の初期費用がかかってしまう。アルファエネシアのサービスなら初期費用が0円であること、さらにレンタル期間中は品質保証がついていることも大きな後押しとなった。

BEFORE

AFTER



■電気使用量が大幅に削減
院内がより明るく快適に


 

2022年1月から約2カ月かけて6240点の照明器具をLEDへ交換する工事が行われた。
LED導入の実務を担当した虎の門病院 事務部の渡邊 誠様は次のように話す。

「最初は実際に付け替えた時にどう見えるのか、工事をスムーズに進められるのか不安もありましたが、アルファエネシアさんの丁寧な対応で不安を一つずつ消すことができました。工事担当のスタッフの方々は非常に熟練度が高く、土日に集中的に作業を行うなど、こちらの都合や要望に柔軟に対応していただきました。当院の職員とも十分にコミュニケーションをとっていただいたおかげで、大きなトラブルもなく無事工事を完了することができました」。  

LEDレンタルサービス導入によりどのような効果が得られたのだろう?
「LEDの使用を開始した2022年3月以降、月間電気使用量が最大約18%削減されました。電気料金値上がりの影響で支払額自体は増えていますが、もしLEDに交換していなければ、電気料金がさらに増えていたと思われます。現在、電気料金削減額でレンタル料金を十分にまかなっています」(板橋様)。

しかも5年間のレンタル期間終了後、LEDは無償譲渡される。LEDランプの寿命は約40,000時間あるため、その後もレンタル料金なしで長期間使用することができる。このように短期間だけではなく、中長期的にも経費削減、収益改善効果が見込めることは大きなメリットとなる。  また、従来は暖色系の間接照明を院内各所に取り入れていたため、やや暗い印象を与える場所もあった。しかし昼白色を中心としたLEDを導入することで、廊下やナースステーションなどが格段に明るくなり、「作業がしやすくなった」「疲れにくくなった」などの声が職員から寄せられている。また、医師からも「診療しやすくなった」と好評の声が上がっている。

「経費削減と照明環境向上が実現し、職員、患者さんからの評判も上々で、とても満足しています。安心して導入することができ、いい結果を得られたのはアルファエネシアさんのきめ細かく柔軟な対応力のおかげだと感じています」と板橋様は語った。

※不要電磁波の許容値と測定法を定める国際委員会CISPRの規格。CISPR11(産業、科学、医療機器に関する規格)/15(照明装置に関する規格)/22(情報技術装置に関する規格)に適合している。 

 

 



取材先:国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院(神奈川県川崎市)

立花国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院(以下虎の門病院分院、神奈川県川崎市 一般病棟201床、HCU3床、地域包括ケア病棟56床、回復期リハビリテーション病棟40床)は慢性疾患治療センターとして1966年に開院。2001年より一般外来診療を開始し、慢性疾患だけでなく幅広く診療を担当できる総合病院として各部門を拡充することで、地域医療の一翼を担っている。

 

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