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社会医療法人 中山会
介護付き有料老人ホーム 宝木荘
施設長 大垣 治彦 氏

宝木荘は高騰する電気料金への対策、管球交換などメンテナンス作業の負担軽減、施設内の明るさなど、照明の課題を抱えていた。同施設はそれらの課題解決のため、2023年4月、アルファエネシアの「病院・介護施設専門LEDレンタルサービス」の導入を決定。2023年6月20日より使用を開始した。

同サービスは大幅な電気料金の削減が期待でき、初期費用0円、レンタル期間中の保守費用無料、レンタル期間後の無償譲渡などの特徴を持つ。また、全国の病院・介護施設で4万床以上の導入実績がある。

 

 


■レンタル方式によるメリット
高品質と手厚いサポートが決め手


 

宝木荘 施設長の大垣治彦氏は2022年9月「病院・介護施設向けLEDレンタルサービス」の存在を知り、すぐにアルファエネシアへ問い合わせた。

「担当の方が来所され、最初に製品を見せていただいたとき、チラつきが少なく目に優しい印象受け、品質の高さを実感しました」と大垣氏は振り返る。

アルファエネシアは宝木荘の調査を行い、翌月には電気料金削減のシミュレーションや見積りなどを提出し、さらに詳細な説明を行った。

宝木荘ではアルファエネシア以外にも3社に声をかけていたが、検討の結果アルファエネシアのサービスを選択した。決め手となったのは、レンタル方式で初期費用がかからず、電気料金削減分で月々のレンタル料金が賄える点。さらに5年間のレンタル期間中の品質保証、レンタル期間後には無償譲渡されることだった。LEDランプの寿命は約40000時間あるため、レンタル期間後も使い続けることができ、長期間の収支改善効果が期待できる。


病院・介護施設専門ならではの高品質も大きなポイントだった。
アルファエネシアが独自に開発したLED照明機器「MiMAMO(ミマモ)」は目の疲れや頭痛など体調不良の原因になり得るチラつき(フリッカー)を抑え、日本の安全基準や米国電気電子学会(IEEE)の「生物学的影響を防止するレベル」推奨値をクリア。フリッカー率3.33%以下を達成している。また、医療機器など精密機器へ影響を与える電磁波を抑え、国際規格に適合※するとともに、独自設計により、まぶしさを低減している。

「提案の段階で居室トイレの人感センサーの話が上がり、懸念していたセンサー感知の範囲や点灯時間の長さなども導入前に払拭できました。費用面だけでなく照明空間としての提案も聞けたこと、アルファエネシアのスピーディーで柔軟な対応力、全国の病院・介護施設における実績と経験など、その総合力から安心して導入を決定することができました」(大垣氏)。

※不要電磁波の許容値と測定法を定める国際委員会CISPRの規格。CISPR11(産業、科学、医療機器に関する規格)/15(照明装置に関する規格)/32(情報技術装置に関する規格)に適合している。 

 


■電気料金高騰への対策、快適さ
職場環境の改善を同時に実現


 

導入決定後、アルファエネシアの担当者が宝木荘の施設課主任、介護職リーダーと施設をまわり、各場所に合った照明の明るさや色調を決めていった。2023年6月初旬からLEDへの交換工事を開始し、約2週間後の6月20日に全479点の交換が完了した。

「感染症対策を徹底しながらの工事でしたが、アルファエネシアの工事担当者、工事業者の方々と綿密に工事計画を共有できたため、トラブルもなくスムーズに完了しました。豊富な経験と実績のおかげだと感じています」(大垣氏)。

LED導入によって、どのような効果が生じているのだろうか?

2023年に入ってから電気使用量は職員の努力によって前年同月比で大幅に減っていたが、電気料金の単価が上がっていたため、結果的に電気料金の支払額は前年同月比でかなり増えていた。しかしLED導入後の2023年7月以降は電気料金支払額も前年同月比で大幅に下がり、電気料金削減効果が認められた

宝木荘 看護師の平田京子氏は「居室などは温かい色調にすることで、利用者の方々に自分のお家のようにくつろいでいただけるようになりました。一方スタッフステーションなどはくっきりと明るくなり、職員も作業がしやすくなりました」と話す。同じく介護士の川村好孝氏も「施設全体が明るくなったため、利用者の表情もよく見えるようになり、作業が行いやすいですね。レクリエーションなどもより楽しい雰囲気で行うことができます」と語った。

左から看護師 平田京子氏、介護士 川村好孝氏 

 

また、居室トイレの照明に人感センサーをつけたことにより、職員の業務負担が減り、消し忘れを防ぐことで省エネが実現。もちろん管球交換作業や交換用管球を保管する手間もなくなった。
LED導入による電気料金削減効果を公開したところ、コスト意識が浸透し、職員の経営参画への意識が高まったことも効果の一つだと大垣氏は話す。
「当施設の利用者は長期間、お住まいとして過ごされるため快適さは非常に重要です。
また、職員の作業のしやすさと業務負担軽減も大切です。LEDレンタルサービスの導入によって、電気料金削減、利用者の快適性向上、職場環境改善を同時に実現することができました。安心・安全に導入できたのもアルファエネシアのトータルサポートのおかげだと感じています。今後は収支改善分を介護ロボットやICTへの投資に回すとともに、電気料金高騰に悩んでいる介護施設の方々にアルファエネシアのLEDレンタルサービスを紹介していきたいと考えています」と大垣氏は語った。

 


取材先:介護付き有料老人ホーム 宝木荘(栃木県宇都宮市)

2010年に開所。
利用者は45名で平均年齢90.7歳、介護度2~3が多数を占め、看取りにも対応しているため、「終のすみか」になる人も多い。

同施設は医療と介護を連携させ、高齢者が安心して過ごせるサービスを提供している。
看護師、介護士、理学療法士、調理師など専門スタッフが常駐。利用者を24時間365日サポートするとともに、提携医療機関からの医師が週1回訪れて診察を行っている。

職員の負担軽減とサービスの質向上のため、ICTや介護ロボットなどの導入を積極的に進めており、
施設内情報システムの構築やコミュニケーションアプリなどにより、職員や利用者家族とのスムーズな情報共有を実現している。

 

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